「ブルーピリオド」とにかくオススメ

今回紹介したい漫画が「ブルーピリオド

この作品は「このマンガがすごい!」の2019年男編の第4位に選ばれている注目作である。

作品のあらすじ

「見た目はDQN。中身は努力家。その名は、矢口八虎(やぐち・やとら)」という新手のコナン君みたいな主人公八虎。努力家という内面からかなんでもできるが、それ故にこれといって打ち込めるものがない八虎があるきっかけから美術の世界にはまり、美大の最難関大学である東京藝術大学を目指すという話である。

この作品のオススメポイントを以下にまとめてみた。

  • 八虎が美術にはまっていく過程が面白い
  • 美術の勉強になる
  • 巻数が少ない

これらのポイントを含め、これからいかに「ブルーピリオド」が面白いかを解説していこうと思う。(*ネタバレにならないよう出来るだけ注意して書くつもりですが、一部ネタバレを含む可能性があります。)

八虎の美術にはまっていく過程が面白い

まず、この記事を見てくれている方全員に言いたい。

「とにかく、第一話をみてくれ!」

第一話にて八虎が美術にはまっていく過程が描かれているのだが、この話がとにかく面白い。

八虎の心理描写や美術に没頭していく様。どこをとっても素晴らしく、また、めちゃくちゃ共感出来る。

ブルーピリオドは作中でさまざまな至言、名言が出てくるのだが、第一話はほかの話に比べて、それらの数が多く、めちゃくちゃ胸を打たれる。そんな中でも、僕がいちばん共感し、胸打たれた言葉を紹介したいと思う。

「好きなものを好きっていうのって
怖いんだな、、、」
ブルーピリオド 第一話

この言葉、僕以外にも共感できる人は多いのではないだろうか?あー思い出して、目頭が熱くなってきた、、、

そういえば、林修先生がテレビで面白い小説の見分け方を紹介していた時に、

「作者は1ページ目に命をかけて書いている。だから1ページ目が面白い小説は面白い。」

ということを言っていた。

ブルーピリオドも1ページ目とは言わないが、第一話にこの作品がいかに面白いかが詰まっていると思う。

美術の勉強になる

美術は才能の世界と思われがちだが、実は構図や技法など勉強することが沢山あるらしく、それらのことを実際の絵や藝大合格者の作品を使って紹介してくれている。ブルーピリオドを読んでいくうちに、美術について詳しくなり、今までは分からなかった美術の楽しみ方がわかるかもしれない。そして、彼氏や彼女、友達などと美術館に行った時に、ドヤ顔で「この絵はこういう構図で~、この絵はこういう技法が使われていて~」と語れば、「何コイツ?」と引かれること請負だ。

巻数が少ない

ブルーピリオドは6/21に5巻が発売されたばかりなので、まだまだ巻数が少なく、すぐに追いつくことができる。時間がないという人も5巻であれば、最新刊まですぐに読み切ることが出来るためオススメだ。(2019.7.02現在)

最後に

第一話は試し読み出来ると思うので、とりあえず第一話を読んでみてほしい。そして、面白いと感じたら、中古ではなく、是非新品を購入して欲しいと思う。

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