サウスポーが使用自粛っておかしくない?って話

中日の公式応援団がSNSで人気応援歌の「サウスポー」を自粛することを発表しネット上やファンの間で波紋を広げている。
中日の公式応援団が、1日、公式ツイッターで「重要なお知らせ」として、「当団体で使用している『サウスポー』について、チームより不適切なフレーズがあるというご指摘を受けました。この件について球団と協議した結果、当面の間『サウスポー』の使用は自粛させて頂くこととなりました」と報告したもの。

「歌詞に『お前が打たねば誰が打つ!』というフレーズがあり、『お前』という人に対して尊敬の念のない言葉を子供たちが公式の応援歌として使うのは教育上いかがなものか、できればそこだけを変えてもらうことはできないだろうか、というお願いが与田監督からありました。球団としても、その考え方に同意し、公式応援団と協議しました。なんとか変えてもらえないか?とお願いしたところ『急に変えるのは難しいので、サウスポーは当面、自粛します』ということになりました」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190702-00010000-wordleafs-base&p=1

要約すると、

中日の与田監督から球団に対し、応援歌「サウスポー」の歌詞にある「お前」という表現が教育上よろしくないという指摘があり、サウスポーの使用を当面自粛する。

ということらしい。

このニュースを見て疑問に思ったことは、「これまで、長い間使われてきた応援歌に対してなぜ今さら?」という点である。

サウスポーは、2014年からの使用ということらしいが、この問題に対して本当に問題があるならば、もっと以前から指摘されていたはずである。

今まで指摘がなかったが、与田監督から指摘があったために自粛するということであるならば、それは間違っていると思う。なぜなら、この応援歌が好きで思い入れがあるファンの人もいるからだ。ひとりの不快に感じる人のために、ひとりのそれを快く思っている人を無視するのは正しい事なのだろうか?

昨今のテレビ業界のクレーマーに対するそれに似たものを感じる。クレーマーひとりのために、純粋にそれを応援している人が見えなくなっているのではないだろうか。

芸能人やスポーツ選手には敬称をつけないことが多いけど

本文の「『お前』という人に対して尊敬の念のない言葉」という点に関して思ったこと。

慣習として、新聞やニュースでは芸能人やスポーツ選手に対して敬称をつけないことが多いが、それは尊敬の念がないから呼び捨てにしているのだろうか。決してそうでは無い。同じように、応援している人も、尊敬の念を持って応援しているはずで、「お前」という言葉を使っているから尊敬していないというのは、短絡的だなという印象を受けた。



記事とは関係ないけど、僕は中日では平田とビシエドの応援歌が好きです。平田の応援歌に関しては合いの手の(おー let’s go 平田)の部分が好きなだけですけど。合いの手が嫌いなファンの方もいるみたいで、好き嫌いどちらにも対応するのは難しいですよね。

ちなみに、中日ファンではないです。中日ファンの方すみません。

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