情報学部以外の人がIT系企業へ就活する時にプログラミング言語の勉強をお勧めしない理由

この記事はこんな人にオススメ

・情報系の学部以外からIT系企業へ就職するためにプログラミングを学ぼうと考えている方

・プログラミングを学ぶうえで目的が明確でない方

こんな人はこの記事には合いません

・プログラミングを学ぶ上で目的が明確な方

・コーダーとして活躍したい方

大学で情報系の学部へ通う僕には就活の時期になると、他学部の同年代の人から

「IT系の企業に就職しようと思ってるんだけど、プログラミング言語ってどれをやればいいの?」

と質問された。

その質問が来るといつも、

「またその質問か、、、」

と頭を悩ませることになる。

その理由が

  • プログラミング言語は、目的において最適な言語が異なる
  • そもそも言語を学ぶことに意味があるのか

という点である。

このことについて以下で解説していきたい。

プログラミング言語は、目的において最適な言語が異なる

システム開発ならCやJava、機械学習ならPython、webサイトならHTML、css、JavaScriptみたいに目的において、学ぶべき言語は異なってくる。

上で述べた

「IT系の企業に就職しようと思ってるんだけど、プログラミング言語ってどれをやればいいの?」

という質問が困るというのは、このことに該当している。

例えるなら、

「海外に住もうと思ってるんだけど、何語の勉強すればいいかな?」と問われているようなものだ。

この問いに答えようと思うと「世界共通語だしとりあえず英語でもやれば」というようなふわっとした返答しかできない。そもそもどこに住むか決めるのが先だろう。

そもそも言語を学ぶことに意味があるのか

勘違いして欲しくないのだがプログラミング言語は学ぶ価値がないという意味ではない。

タイトルにある通り、IT企業へ就職するために学ぼうと考えているのならば、プログラミング言語を知っていることが就活するうえでそんなにプラスになるとは思えないということである。

プログラミングについては、就職した後に周りに聞きながら使い方に慣れていったほうがはるかに効率的だと思うし、今の時代ネットで調べれば書き方やテンプレートは載っているので知っている必要もあまり感じない。

それなら何すればいいの?

僕のお勧めは、情報処理技術者試験の勉強である。

情報処理技術者試験とは、国家試験であり4つの区分に分けられ、簡単なものから順にITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、スペシャリストの区分がある。

他学部からの就活で考えるなら基本情報技術者試験に合格していれば、情報技術についてある程度の知識があることの証明となり、就活を有利に進められるだろう。

情報処理技術者の秋季試験の申し込みが7月11日より受付が開始されます。僕は応用情報処理技術者試験を受けようと思い、今勉強中です。皆さんも一緒に受けてみませんか? 2019.07.05

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です